先日、インプレッサスポーツワゴンGG2のトランスミッションを壊してしまいました。その日は、風早峠の水を飲み、県道147号線と県道223号線を結ぶ林道を通って、泉ヶ岳経由で仙台に帰ろうとしていました。その林道はGoogleMapのルートとしても表示されていたので、まあ行けるだろうと思ってそのルートを選択しました。かねてより通ってみたい道の一つでもありました。


しかし、実際にその道を走ると積雪はほぼありませんでしたが、轍がかなり深く、車体の下回りを擦ってしまうこともありました。片輪を、轍と轍の間に乗せて、できるだけ下回りを擦らないようにしていたのですが、打ち所が悪かったのでしょう。しばらくして、クラッチが滑っているような感触がしました(AT車ですが)。低速で走行しているのに、エンジンがかなりの高回転で回ります。これはトランスミッションが壊れてしまったようです。そこから数十メートル走ったところで、かなり深い溝が前にあることに気付き、停車しました。そして、そのまま車は動かなくなってしまいました。ぼくは降りて、手で坂の下の方に押してしまいました。これは今考えるとかなり愚かな行為でした。車が動き出したと思うと、坂を転がり落ちていきました。運よく、道の途中で止まってよかったです。車が止まった場所は、旗坂キャンプ場と桑沼キャンプ場の中間地点あたりでした。


車がギリギリ道の端で止まりましたが、ここは山奥で、誰も通りがかることはありません。ぼくはロードサービスに連絡をしました。最初に、なんとなくでENEOSカードのロードサービスに連絡しました。しかしその時の時刻は夜の1時頃。暗いと危険なので、翌朝にまたこちらから連絡して、またその時に来てもらう、ということになりました。これで一晩をこの林道で越すことが確定しました。モンベルの寝袋のシームレスバロウバッグ#2を偶然車に積んでいて、ほんとうに助かりました。あと夜中から雪が降り始めて、窓ガラスは雪に覆われて断熱材の役割を果たしてくれたかもしれません。
運よく電波が通じる場所にいたので、寝る前にNAGATSUMAさんが相談に乗ってくれました。そこで、ロードサービスは保険会社のものを使った方が条件がいいということがわかりました。翌朝また頼むときは、保険会社を通して連絡をすることにしました。保険会社の方では、レッカーは15万円分まで無料で、クレジットカードの方では、10kmのレッカーまで無料でした。
夜が明けると、外の世界は雪の世界になっていました。もしかしたら路面の状況が悪化してしまったかもしれないと思いながら、保険会社の損保ジャパンを通して、ロードサービスに連絡しました。連絡する時に、GPSの位置情報を送信したのに、電話ではまた場所について詳しく聞かれ、「市町村名しかわからないから具体的な場所を教えて」と言われました。GPSの情報を活用できたら早いのにもったいない。。。連絡から90分後くらいに、ロードサービスの会社の方がジムニーで様子を見に来ました。積雪があることもあり、レッカー車が入れるかわからないということでした。その会社の方は、他の会社に連絡して、仙台から悪路にも強いレッカー車を呼んでくれました。あとはその会社に任せ、私はそのジムニーで大和町のバス停に送ってもらいました。バス停に着いたのは13時頃でした。

大和町のスーパーで、お惣菜や野菜ジュースなどを大量に買い、バスの待合所で食べました。なんだか、とてもほっとする味に感じました。気付いてなかったのですが、とても空腹感があったのでしょう。大和町-仙台は片道950円の高速バスがあり、それを使って仙台に帰ります。バスに乗り、座った途端、涙があふれてきました。大好きなインプレッサを壊してしまった申し訳なさで、耐えられなくなったのです。今まで旅した2万キロの景色が脳内で再生されました。この車の走行距離は、12.5万キロだったので、まだまだ乗れたはず。悪路で引き返そうという判断ができなかった自分のミスで、壊れてしまいました。インプくん、本当にごめんなさい。
お金がないので、インプレッサは修理できないので手放します。もしかしたら部品取りに使われてしまうかもしれませんが、またどこかの道路で活躍してほしいです。今回のことはぼくにとってとても悲しいですが、経験値が増えたと思います。次に同じ故障をすることがないように、気を付けることができます。ぼくは何も考えずに行動してしまうことが多いです。昔に望遠鏡の光軸調整で事故を起こしたときも同じです。これから何か行動する時には、必ず先のことをよく考えなければならないと思いました。
これから、新しい車を手に入れないと、天体観測の遠征にもなかなかいけません。バイトしてお金貯めないと。。。
林道で身動きがとれなくなったときに、心配してくださったNisew Chiakiさん、NAGATSUMAさん、他のみなさん、ありがとうございました。ご飯を奢ってくれたchamomoさんもありがとうございます。


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